鉄道ファンは世界中にいる。

2019/9/15(日)

今日(2019/9/15)は、リニア新幹線工事&始発『品川駅』大改造に3人家族をご案内しました。5歳の男の子の鉄道の知識が、とんでもなく凄かったです。

昨夜は、新幹線早回り見学ツアーに、夜20時に、やはり3人家族をご案内。こちらも、家族揃って、大鉄道ファンでした。


一昨日(2019/9/13)は、米国オレゴン州ポートランドから来たインバウンドを新幹線ツアーに案内しました。

もともと、この新幹線ツアーは、昨年(2018年)夏にインバウンド向けに企画したのが、はじまりです。



今でこそ、たくさんの方にご参加いただくようになった新幹線ツアーですが、一年前は、試行錯誤を続けていました。

今年3月に出版した、『資格がなくてもインバウンドのツアーガイドになれる本』の中には、このコースを作る過程を書きました。

(以下の新幹線ホームの立ち食いそばのお店は、私のツアーに参加した方なら、見ていますよね。)



米国、中国、韓国の方とは、仕事を通じて以前に接したことがありますが、

オーストラリア、香港、シンガポール、マレーシア、ロシア、デンマーク、フランスの方とは、新幹線をご案内して、初めて話しました。

一昨日、イギリスからご連絡いただいたご夫婦は、まだ会ってないのにThe Flying ScotsmanというSLの写真を送ってきてくれました。


世界中の鉄道ファンが、私が英語が下手なことを承知で申し込んできてくれます。


(本にはTOEIC280点の私が悪戦苦闘しながら説明しましたが、とても厳しい評価をもらったことも書きました。)

このインバウンド向けの新幹線ツアーを思い立った時、57歳にして初めてTOEICにチャレンジしました。しかも勉強もせずに全くのぶっつけ本番で。

私は高校2年生の時に英検2級を取得し、その後のサラリーマン時代や、自分で会社を興してから、米国、フランス、旧西ドイツ、スイス、香港、シンガポール、オランダ、中国などに出張しました。そのため正直、「多少はできる」と思っていたのです。

結果は無残なものでした。

なんとTotal280点!リスニングは聞き取れない、リーディングは時間切れという散々な結果で、「勘でやっても、ここまで酷い点数は取れない」という意見もあるくらいです。

(考えてみると、海外出張では大抵、英語が堪能なスタッフや通訳が同行していたので、自分で話す状況はあまりなかったのでした)

やはりやめようかと思うほど自信を失いました。

今は、努力が少し実って?基本的な説明や、コミュニケーションはとれるようになってきました。

鉄道ファンが、その経験と知識を活かして、日本の観光業に貢献しようというのが、そもそもの動機でした。


下記は、フランス人の子供が、私がプレゼントした電車の缶バッジをつけて、新幹線清掃員の掃除が本当に7分で終わるか計っているところです(笑)。



明日も午前中、4人家族が新幹線早回り見学ツアーにご参加いただく予定です。

一年たって、苦労してブラッシュアップし続けたこの体験ツアーが、日本人にもインバウンドも喜んでもらえるようになってとても嬉しいです。

新幹線ツアーは、ご参加の方別に、少しずつ内容を変えています。

大人の新幹線ガイドツアーでは、国鉄分割民営化により誕生したJR東海の最初のCMシンデレラ・エクスプレスなどのシリーズなどの説明もしています。女性やカップルの方にもお薦めです。


P.S.

驚いたことに、本日ご参加のリニア新幹線工事&始発『品川駅』大改造の方から、品川駅改札でお別れする時に、作ったばかりの成田空港のコースのことを聞かれました。

電車好きの男の子が、ANAのエアバスA380型機「FLYING HONU(空飛ぶウミガメ)」も大好きとのこと。

少しこのコースの説明もしました。最初は、他の飛行機を見ながら、展望デッキで着陸するのを待っていました。何回も下見してみて、新幹線と違い、旅客機は定刻通り到着せず、前後約30分ずれるのはよくありました。

なので、早着・遅延を考慮しながら、2020年東京オリンピックに向けて、施設やサービスの改良が進む、成田空港「第1ターミナル」「第2ターミナル」「第3ターミナル」の注目スポットを早回りで探検することにしました。ターミナルを見学しながら、以下のようなアプリで着陸時間を監視しながら、対応することにしました。

「FLYING HONU(空飛ぶウミガメ)」にご興味おありの方は、ぜひ、ご検討ください。

【子供OK】成田空港「第1」「第2」「第3」ターミナル早回り探検




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