一味違う「成田山新勝寺」観光！歌舞伎と鉄道で人気観光地になった秘密を探索★大本堂内に上がって御護摩体験★グループ貸切/小学生半額
1000年以上の歴史を持ち、年間1000万人の方が訪れる成田山新勝寺。
三が日だけで約300万人以上の参詣客が訪れる全国1位の寺院です。
成田山新勝寺が、人気観光地になった理由に歌舞伎と鉄道の影響があると言われています。
子に恵まれなかった初代市川團十郎は、この場所近く出身の父とゆかりの、成田山の当時の本堂である薬師堂で一心に子授けを祈願します。すると見事、待望の長男を授かった。
市川團十郎の不動明王の芝居と、ご本尊を江戸に運んで参拝を得る出開帳で、江戸の庶民の絶大な信仰を集め「成田詣で」が大流行します。
「成田屋」の屋号で有名な市川團十郎家と成田山新勝寺は、江戸元禄以来、初代から成田山不動尊信仰の絆で結ばれており、その関係は現在も続いております。
明治時代設立の現在のJRと京成は、成田山新勝寺の参拝客輸送が目的の鉄道でした。
東京からの参詣には宿泊が一般的でしたが、成田への鉄道乗り入れによって、片道およそ2時間で結ばれ、日帰りでの成田参詣が可能となりました。
成田駅に降りた乗客を、成田山・宗吾霊堂両山門近くまで輸送するため、成宗電気軌道株式会社が設立され、明治44年(1911年)に成田山門前(後に不動尊)から宗吾霊堂までの6.1kmの全線が開通しました。
賑やかな成田山の表参道とは1本外れた「電車道」に煉瓦作りの「成宗電車第二トンネル」「成宗電車第一トンネル」として残っており「近代土木遺産」として認定されています。
ここは成田でも有名な桜の名所で、毎年、3月下旬から4月上旬に桜の見頃を迎えます。
途中から、表参道に戻り、初代市川團十郎が、子授けを祈願した当時の本堂である薬師堂を見学し、市川家ゆかりの場所を訪れます。
途中、靴を脱いで大本堂内に上がり、御護摩の炎で、心の迷いや苦しみの原因である煩悩（ぼんのう）を焼き浄め、御守、念珠、バッグ、財布など、身の回りの物を炎にかざす｢御火加持（おひかじ）｣も体験します。
こちらで自由解散となります。
旧本堂の光明堂・釈迦堂と三重塔、仁王門、額堂の5棟の国重要文化財や成田山公園をゆっくり見学したり、成田駅まで約800m続く表参道の150店以上の飲食店や土産店を見ながらJRと京成成田駅にお戻りください。
【ツアーの行程（約130分/約2キロ）】
（１）午前09:50/午後12:50 JR成田駅東口 観光案内所前出発
「成田からくり時計」見学
（２）10:20/13:20 「成宗電車第二トンネル」「成宗電車第一トンネル」
（３）10:40/13:40 薬師堂（当時の本堂）
（４）11:00/14:00 大本堂内 御護摩体験
（５）11:30/14:30 7代目 市川團十郎石像ほかゆかりの地見学
（６）12:00/15:00 大本堂前 解散
※状況により時間やコースが変更になる場合があります。
