【ゲストへのご挨拶】
極楽往生を願い、宗派を問わず老若男女に親しまれてきた善光寺。昔は街道沿いは白装束姿の参拝者が途絶えることがなかったといいます。そんな古の人たちの想いを胸に刻みながら、善光寺さんを目指してみませんか。案内人は山伏でもあり登山ガイドでもあるので、峠越えの難所も安心してご参加いただけます。
今回は立峠越え。峠越えに初めて挑戦です。「これまでもたくさん峠を越えてきたけれどもあともう一つ越えたら善光寺平。。。」その気分を味わいましょう。
生きている間は辛いことも多いもの。せめて来世は極楽浄土に生まれ変わりたいと、阿弥陀様とのご縁を結ぶべく善光寺さんを目指した白装束の人々の列が昔は絶えなかったとか。路傍の「南無阿弥陀佛」の碑や道祖神などに祈りを捧げつつ街道を歩いていきます。祈ることの大切さが忘れられてしまった今日ですが、経済的にどんなに豊かになっても満たされない心の豊かさを手に入れる手がかりが「祈り信じること」にあるかもしれません。