【ゲストへのご挨拶】
帝都第2位の規模を誇った洲崎遊廓。今は忘れ去られて、当時を知る人も僅かになりました。東京の裏面史を一緒にめぐりましょう。
明治21年に開業し、吉原遊廓をゆうに超える5万坪の敷地を占めた巨大遊廓「洲崎」。前身となったのは、根津神社の門前に開かれた根津遊廓、移転に際して5万坪の用地を占めるには妓楼が足らず、品川遊廓からも移転があったことからも、その巨大さが窺い知れます。
戦後は赤線「洲崎パラダイス」として復興し、昭和33年の売春防止法をもって、70年の色街としての歴史に幕を下ろしました。
売防法から60年経過し、かつての巨大遊廓の名残りもごくわずかとなっています。見聞する時間はあまり残されていません。
ツアー工程
①大門跡
②洲崎パラダイス時代の名残り 飲み屋街
③苦界への入口 洲崎橋
④メインストリート 大門通り
⑤戦前昭和期に建立された供養碑
⑥唯一の銭湯 金春湯
⑦もう一つの入口 西洲崎橋
⑧洲崎一帯を襲った津波と波よけ碑 洲崎神社
参加者には『洲崎遊廓物語』(定価:3,300円)をプレゼントします。