【ゲストへのご挨拶】
田舎のゆったりとした時間に身を置きたい方や、家族でのんびり火を囲んで過ごしたい方、古民家に興味がある方…
ここは歴史と自然、暮らしに根付いた知恵と技が息づく空間です。
350年の歴史ある古民家「市場(いちば)」で過ごす半日は、きっとあなたの五感を開き、今を生きる喜びを感じられる時間となるでしょう。
350年の歴史がある古民家「市場(いちば)」を14代目当主の北原太志郎がご案内します。
古民家&蔵探検、森さんぽ、竹細工、焚き火時間など、半日をのんびりと過ごしていただけます。
私、北原太志郎は、長野県は伊那谷にたたずむ古民家「市場(いちば)」で生まれ育ちました。
小さな頃から、江戸時代の香りが残る落ち着きあるこの家が大好きで、文字通り野山をかけまわり、囲炉裏で火を起こしては竹細工に没頭する日々。
近所の方や親戚の方が毎日のように祖母を訪ねてくるのを見ていました。
居間からはいつも笑い声が響いていて、「人が集まる家っていいな」と幼心に感じていたものでした。
その後、親の仕事の関係で長い東京暮らしが始まるも、心のどこかで「いつかは長野のおばあちゃん家に帰る」と決めていました。
2011年、30歳のときにUターンを決意。
Uターン初日の夜、祖母との夕飯時に言われた「あんたはここの人、もうどこにも行っちゃいかんに」の一言が今でも忘れられません。
以来、100歳を超える祖母からここでの暮らしぶりを教わる日々。
先祖が残してくれた大切な家を自分なりに受け継いでいきたい。
そのためにも外に開かれた人が集まる空間にしていきたい。
そんな想いで、少しずつこの家を地域に、外に「開く」ことを始めています。
古民家を見学して暮らしの知恵を発見する、森を歩いて五感を開く、竹細工で没頭する、焚き火を囲んでのんびりと。
ご家族で、カップルで、女子旅で贅沢なひとときをお過ごしください。
あらかじめご希望をいただければ、市場(いちば)が持つ資源を最大限に活かして、あなたに合った過ごし方をご提案します。
<市場(いちば)での過ごし方>
※あくまで過ごし方の一例です。
13:00 中央道松川インター集合
13:20 「市場(いちば)」着
13:20~14:20(60分) 古民家&蔵探検(土間や座敷、囲炉裏、長屋や蔵をご案内します)
14:30~15:15(45分) 森さんぽ(森を散策して五感を開いていきます)
15:15~16:00(45分) 竹細工(竹コップや竹箸を作ります。時間によってはバンブーライスづくりも)
16:00~17:00(60分) 焚き火時間(焚き火を囲んでのんびりと過ごします)
17:00 終了