100歳のおばちゃんオンラインスナック『セツ子』をオープン!長生きの秘訣とは?

皆さん、こんにちは。TABICAの細川哲星@地方創生室です。いかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルス感染予防のため、じっと耐える生活が続いていましたが、少しづつ外にも出られるようになってきましたね。

TABICAでは新型コロナウィルス感染症の対策として、2020年2月中旬からオンライン体験が開催できるようになっています。たくさんのリアルの体験を中止にせざるを得ない状況になった中で、このピンチをチャンスに!と、新しいオンライン体験を開催しはじめた方も多くいらっしゃいました。

運営として、この数ヶ月でたくさんのオンライン体験を開催してくださった皆様に大変感謝しております。あまりにスピーディなチャレンジ、本当に素晴らしいです。いつもありがとうございます。

そして、この激動の最中、たくさんのドラマが生まれていたようです。「オンライン体験を初めて開催したけど、みんな感動して泣いていました」という声も聞きました。皆さんのレビューを見ると本当に辛い状況の中、好きを通して繋がる関係性がいかに大事なものになっているか。それはリアルでもオンラインでも変わりはないな、そう感じていました。

本記事では、最も気になっていたオンライン体験の一つ「オンライン100歳のおばあちゃん@supported by孫」という体験について取材しましたので、その世界観を少しでも味わってほしい思い、私見たっぷりの記事を投稿します。ぜひThe BeatlesのLet it beでも聴きながらご覧ください。(笑)

100歳のおばあちゃんの、オンラインスナックがオープンしました!

おもしろい体験がアップされたな!と、早速予約しました。事前に送られてきたZoomというオンライン会議ツールのURL確認し、時間になりそのURLをクリックすると、少し緊張気味の私を迎えてくださったのは、スナック『セツ子』のママであるセツ子さん(以下、セツ子さん)お孫さんの宮本 佳明さん(以下、ミヤモンさん)でした。

私「こんばんは〜〜?」

セツ子さん「・・・もう来なはったと?」

ミヤモンさん「もう来てあるよ。ほら、顔写っとるやろ?」

セツ子さん「ほんと、ははは〜」

という様子で、和気藹々とした雰囲気でオンラインスナックがオープンしました。なんともスローな時間が流れていました。この感じ、いつ体感した居心地の良さでしょうか。

取材時の様子

なぜ100歳のおばあちゃんがオンラインスナックをオープンすることになったのか?

まず最初に、私が一番気になったことは、なぜ100歳のセツ子さんがオンラインスナックをオープンすることになったのか、ということです。

それは、セツ子さんと一緒に迎えてくださったミヤモンさんの存在が大きいようです。ミヤモンさんは、大学を卒業後、東京の保険会社にて勤務された後に、地元で民泊をオープンさせるために、フィリピン、ニュージーランドへ語学留学と民泊の視察をされました。2017年には、地元は福岡県宗像市に戻り、すぐに一棟貸の宿をスタート。2018年には、行政書士としてホームステイ型の民泊開業支援のお仕事を始められ、自分でもホームステイ型民泊を経験してみたくなり、セツ子さんとお母さんとネコと家族みんなでホストをされているようです。

運営されている一棟貸の宿 Tarou’s House

ホームステイ型民泊をセツ子さんと二人三脚で運営されていましたが、新型コロナウィルスの影響で自粛することにしたそうです。そのタイミングで何かできることはないか…と、TABICAのオンラインスナックだったら、セツ子さんと一緒にできるんじゃないか!ということで、実はセツ子さんには内緒でお孫さんがオープンしちゃったんだそうです。

100歳のおばあちゃん、セツ子さんはいったい何者なのか?

オンライン100歳のおばあちゃん@supported by孫

おばあちゃんのプロフィール
大正9年2月11日生まれ→戸籍上の生年月日は2月19日
熊本県荒尾市の大農家の8人兄弟の末っ子として誕生。女学校を卒業後、周囲の反対を押し切り看護師になり福岡県大牟田市で働く。第二次世界大戦中、小倉の陸軍病院に招集されお国のためと献身的に働いた。ロマンスが色々あったとかなかったとか。終戦後、バツイチ子持ちのおじいちゃんとお見合いし結婚。製材所、食堂、パチンコ店経営を経て50代後半に看護師に復職。74歳まで夜勤をこなした

体験紹介ページにはセツ子さんのプロフィールが紹介されています。8人兄弟の末っ子、戦時中は陸軍病院にて勤務、バツイチ子持ちのおじいちゃんとお見合いし結婚、製材所・食堂・パチンコ店を経営…さらりとかかれたそのプロフィールは、みたこともない経歴で、どんどん質問が湧いてきます。

当日取材では、たくさんの質問をし、たくさんのお話をお伺いしましたが、ネタバレになってしまうためここでは控えるとして、ぜひ皆様にもセツ子さんに直接オンラインで聞きたいことを聞いてみてほしいです。100年の人生のお話を聞く機会がないためか、長く生きることの尊さを感じました。本当におもしろい方でした。

100歳のおばあちゃんがオンラインスナック?どういう企画なの?

【ゲストへのご挨拶】
うちのおばあちゃんとまたっりお話してみませんか?食べながら、飲みながらOKです。おばあちゃんは若干人見知りですが、お客さんが来るのが大好き。

体験紹介ページの見出しにはこのように記載されています。ただただ、食べながら飲みながら、オンラインでおばあちゃんと話そう!という企画です。

オンライン100歳のおばあちゃん@supported by孫

おばあちゃんがスナックのママ役、孫がサポート役のオンラインスナックです。飲みながら、食べながらおしゃべりを楽しみましょう(^^)/スムーズに話が通じない場合も多々あるかもしれません。頑張ってサポートします。持ちネタに関することや昔話を振ってもらえると、おばあちゃんが滔々と話しだすかもしれません。

おばあちゃんの持ちネタ「17歳のときに信心をいただいた」「金栗さんと一緒に走った」「空襲がくるけんね」「明治天皇の近衛兵」etc.

セツ子さんの持ちネタ、トークテーマがあらかじめ用意されています。こちらのトークテーマに沿ってお話を聞くもよし、他に気になることを聞くもよし、悩み相談をするもよし、です。

実際、私が参加した時は全ての質問を聞いてみました。終戦が20代だったようで、特に戦時中の出来事が記憶に残っているようでした。セツ子さんの話は、普段、触れることがあまりない貴重なお話ばかりでした。

おばあちゃんのイロハ
・耳がけっこう遠いです。補聴器をつけていますが、何度も聞き返すことがあると思います。孫が代わりにホワイトボードに書いて伝えたりします。または、チャット画面に入力してもらえると助かります。
・ばあちゃんは熊本県北部(福岡南部)の方言を話します。分かりにくい場合は孫が通訳します。
・同じ話を何度もしてしまいます。「それさっき聞いた!」とツッコンでもらって一向にかまいません。
・急に眠くなったり、トイレに行ったりすることがあるかもしれません。ないかもしれません。
・最近コロナに興味津々です。「コロナはどこからくっとやろか?」と聞かれる可能性が高いです。
・体調によっては急にお休みさせていただく場合があります。そのときはなるべく早く中止の連絡をします
・オンラインおばあちゃんの家は民泊もしています。コロナが落ち着いたらオフラインのおばあちゃんに会いに来てくれる嬉しいです。

なんと自由なセツ子さん、本当に癒されました。と同時に、自分自身のおばあちゃんの顔が思い浮かびました。

「おばあちゃん、元気かな?」

ふと気づくと、新型コロナウィルスの影響も関係なく、自分自身のおばあちゃんやおじいちゃんにも、なかなか会えていなかったことに気づかされました。今は新型コロナウィルスの影響でなかなか会うことが難しい、だからこそ、次会える時はしっかり時間をとって話したいなと思いました。

オンラインでの繋がりは基本同世代や若者とのコミュニケーションがメインになってしまい、ここ最近、ご高齢の方と話す機会がほとんどなかったので、とてもいい時間になしました。

セツ子さんが語る、若い皆様へのメッセージ

オンライン100歳のおばあちゃん@supported by孫

参加者の中には、自粛や県をまたぐ移動が制限されている中、地元に帰れなかったり自分のおばあちゃんに気軽に会いに行けない状況の方もいたり、子どもにおばあちゃんと話す機会を作ってあげたいと思う親御さんもいたりするようです。

今回は、私がもっとも響いた2つのメッセージをご紹介します。

「長生きのコツは?」と聞くとこう答えてくださいました。

「先のこと、未来のことを、深く考えすぎないこと。いくつまで生きたい、そういう欲は持たない。明日のことを考えるくらいが丁度いい。昔からあんまり将来のことを深く悩んだりはしなかった。」

「若い人へ伝えたいことは?」と聞くと

「私たちの時は戦争があったけど、今の若い人は戦争もないから好きな事を頑張ってほしい。やりたい、頑張りたいと思うことがあったら、一生懸命やらんと、なんもせんで、ボサ〜っとしてたらもったいない。

そのほか、名言がたくさん。1時間楽しくおしゃべりしながら、素敵な時間をご一緒させていただきました。この度は取材のご協力をありがとうございました。

100歳になっても、周りと手を取り合って、何事にもチャレンジ!

初めての3人参加

セツ子さんがオンラインスナックにチャレンジする姿を見て、苦手なことでも、何歳になってもチャレンジする人はかっこいいなと思いました。そして、今回はお孫さんのサポートありきの企画でした。TABICAのホストも一人でやる必要がなく、家族や周りの大切な人たちと一緒に力を合わせて、開催するのもありだなと感じました。

今回インタビューに応じてくださった「セツ子さんミヤモンさん」、本当にありがとうございました。この体験はこちらからご予約いただけますので、ぜひご参加ください。

オンライン100歳のおばあちゃん@supported by孫

https://tabica.jp/travels/21706

また、そのほかユニークなオンラインスナック体験がTABICAで開催されておりますので、ぜひのぞいてみてください。

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