ボランティアスタッフ歴6ヶ月ーー川俣真美さんに聞いた、TABICAの魅力

お話をきいた人

川俣 真美(かわまた まみ)さん
ボランティア歴6ヶ月

(プロフィール)
“元気がとりえの体育会系2児のママ。
「迷ったらやってみる」「シンプルライフ」をテーマに子供達と賑やかな日々を過ごす。TABICAでの出会いは、生活に新たな彩りを与えられているそう。

「TABICAは“学びの宝庫”です」ーーボランティアスタッフは兼業でもできる? どんなことをやってる?

―さっそくですが、川俣さんは普段どのようなお仕事をされているのでしょうか。

<川俣真美さん(以下、川俣):普段は主婦をしながら、「アンガーマネージメント」という、“怒り”と上手に向き合うための心理トレーニングの講師をしております。

―「アンガー」というのは、英単語の「anger」?

川俣:そうですね。アメリカで1970年代にスタートした心理トレーニングで、日本では6年ほど前から私が所属している協会が積極的に普及をしています。

最近ですと、某議員さんの「怒り」が原因となった不祥事が発生しているじゃないですか。そうやって怒り方で失敗することがないように、できるだけハッピーに生きていく方法のひとつとして、普及活動に参加しています。

―TABICAのボランティアスタッフについて、具体的にどのようなご活動を?

川俣:ボランティアスタッフは、有償無償の2種類に分けられていまして。

私は有償スタッフなのですが、お約束として、月に4~5回ほど体験(ツアー)の同行に入ることになっています。

具体的な活動は、「チェッカー」という立ち位置で体験の開催地に伺います。現地では、参加者全員の安全確保はもちろん、ホストさんが正しく運営されているか、ゲスト(お客様)さんへ配慮ができているかなど、チェックシートをもとに確認を行なっています。

体験終了後に集合写真の撮影やアンケートの実施を行い、レポートを提出して勤務終了となります。

―なるほど……ざっと聞いたかぎり、ものすごく大変そうですね。

川俣:ふふ、そんなことはありませんよ。時間拘束もそこまで長くないので、主婦をしながらでも無理なく働けています。

それにプロの方と東京の至る所を一緒にまわったり、普段触れることができないワークショップに参加できたり、学びが多くて勉強になることが多いです。

―具体的に、この活動を通して身になったエピソードをお聞かせいただけますか?

川俣:「学び」の観点ですと、TABICAは学びの宝庫だと思っています。

例えば、「街歩き」を同じ場所を散策しても、ホストが違えば、まったく違う学びを得られるんです!

自分が住んでいる街でも、「こんな歴史があったんだ!」と気づきを得ることができました。それに、地元の方が街歩きの体験中に声をかけてくださり、行程にはない場所を案内してくださったことが何度かありました。

団体旅行とは違い、こじんまりと開催されるTABICAのツアーならではのサプライズもあるんです。毎回、ほっこりしています(笑)。

自分のペースで好きなだけ。世代を超えた交流も、楽しみのひとつです。

―TABICAの有償スタッフですと「月に3回以上の参加」が条件となっていますが、主婦・アンガーマネジメントのファシリテータの活動と平行して、大変ではないですか?

川俣:いえ、そんなことはないですよ(笑)。自分のペースで、好きな時間に好きなだけ働くことができるので、子供との時間もしっかり確保できるのは魅力的です。

あと、有償のボランティアスタッフは、みなさん心に余裕がある人ばかりなんです。むしろこのボランティアのお仕事は、心に余裕がないと務められないかもしれません。というのは、TABICAのスタッフである以上、自分のことでいっぱいいっぱいでも、ホストさん・ゲストさんの両方に目を向けなければなりません。

例えば、若いボランティアスタッフが同行をしているとき、クレームが発生すれば、ちゃんと受け止められるのかどうかが肝です。「ボランティアだから分かりません」というのは、ゲストさんには関係のないこと。

つまり、TABICAのスタッフとして、ちゃんと頭を下げることができて、カバーしきれるかどうかが大事なのかな、と思います。やっぱり生きてる時間が長い分、気持ちのキャパが違うと思うんですね。

―若い世代には、ボランティアスタッフは向いていない?

川俣:いえ、「若い子たちがダメ!」というわけではなく、むしろ大歓迎です。慣れるまでの期間はOJTとして、私たちが教えられることは教えたいと思っています。現場に出てみないと、スタッフとしてのありかたや立ち回りを学ぶことができませんからね(笑)。

初めは「なぜ、体験を行なっているのか」「どんな心持ちで同行するのか」といった基本的なことはもちろんお教えします。人間としての成長を楽しめるような、意欲が強い人が参加してくれると、私たちも嬉しいです。

―月に一度開催されるMTGは、どういった雰囲気なのでしょうか?

川俣:毎回、まるで社員のような心構えで会議が進んでいます(笑)。有料スタッフには、40~50代の女性が多く、意識レベルが近い人たちが集まっているので、みなさん学ぶ事に意欲的でして。

主婦目線や母親目線で物事を捉えていて、MTGで意見が飛び交うこともしばしば・・・(笑)。こうした現場ですので、若い人は「やらされている」というよりも「学びにいく」という意識できていただけると、いろんな価値観や考え方を吸収できると思います。

初めてでも安心! 慣れるまで、きっちりとサポートします!

―ボランティアに初めて参加した時は大変でしたか?

川俣:私が初めて参加した体験は、ゲストさんが25人もいらっしゃって。これはTABICAのなかでもかなり人数が多いほうで、スタッフは4人体制で同行した記憶があります(笑)。すごく大変な反面、みんなでワイワイと楽しむことができました。

私がこれまで参加した体験は”最大参加人数”が”1〜10人”のものが多く、その後の同行はすごく楽に感じています(笑)。

―同行は、やはり週末の参加率が高いのでしょうか?

川俣:8月の予定を見てると、週末に参加できるスタッフさんが少ない印象です。夏休みシーズンなので、ものすごい数の体験が予定されています。

正直、体験の多さにスタッフの人数が追いついてなくて、もう少し人がいたらいいな〜と……(笑)。

ベテランのホストさんなら独自のノウハウで開催できるのですが、まだ経験の浅いホストさんですと、不安要素があると思います。

舞台の裏方を担う、「縁の下の力持ち」として

―TABICAのボランティア活動を通して、今後どんなことを行なっていきたいですか?

川俣:TABICAを通して出会う方々とは、ほんの数時間、一緒に過ごすだけです。TABICAを介さなければ出会うことのなかった方々との出会いを大切にしながら、ツアーが想い出深いものになるよう、縁の下の力持ち的なポジションでボランティアに携わろうと思っています。

ホストさんやボランティアスタッフにとっては、何度も体験するツアーですが、ゲストの方にとっては、「初めて」の方が大半かと思います。その最初の体験が素敵な時間になるようにお手伝いしていきたいです。

―川俣さんにとっての「TABICA」とは?

川俣:私にとってTABICAは、「新しいライフスタイルの楽しみ方」として大きな存在となっています。

新しいライフスタイルを発見することもできれば、誰かに提案することもできる。それってすごく新しいことだし、みんながハッピーになれるツールなんです。

未だ見ぬ場所と出会いを、TABICAで。