ロングボードで波乗りデビュー。初心者でも始めやすいロングボードの魅力とは?

 

サーフィンにぴったりのシーズン。初心者なら、波乗りしやすいロングボードからスタートする人が多いのではないでしょうか。そこで今回はロングボードの魅力と抑えておきたいポイントをまとめました。これからサーフィンを始めようと思っている人はチェックしてみてくださいね。

ロングボードってなに?

写真提供:joyt / PIXTA(ピクスタ)

ロングボードとは、長さが9フィート(約275cm)以上のサーフボードのこと。ボードが長いことによって波乗りがしやすく、初心者でも比較的簡単にサーフィンを楽しむことができます。

ショートボードと比べると、目を見張るようなターンや技はできませんが、波の上でのんびりと長く波を感じながら板に乗れます。波が高くなくてもサーフィンを楽しめるのも、ロングボードならではの魅力といえるでしょう。

ショートボードとロングボードの違い

写真提供:PIXTA(ピクスタ)

サーフィンといえば、ボードの上でかっこいい技をきめているイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。純粋に波に乗るだけでなく、サーフィンで技を磨きたい場合にはショートボードを選ぶといいでしょう。

どうしてもロングボードは、派手な技をするには不向きです。その代わり、ボード板の上で長く波に乗ることができます。そのため、運動神経に不安があっても楽しめるのがロングボードといわれています。初心者の場合、まずはロングボードを使用するのがおすすめ。ロングボードで板の上に立てるようになってから、ショートボードに移行する人も少なくないものです。最初はロングボードで波乗りに慣れてから、ショートボードにチャレンジするとよいでしょう。

ロングボードに必要な道具

ロングボードに最低限必要な道具は、サーフボード・WAX・フィン・リーシュコードの4つ。それぞれどのようなものなのか、説明していきます。

サーフボード

サーフィンをするには、まずはボードがなくては始まりませんよね。ボード上での安定感を求めるならば、厚めのボードを選ぶことがポイントです。浮力が高くなるので、板の上に立ちやすくなります。また、サーフボードの幅が広いほど安定感も増します。あとは、自分の身長に合わせて、最適なロングボードを選ぶようにしましょう。サーフショップやインストラクターに聞けば、自分に合った板の選び方を教えてもらえますよ。

WAX

次に、ロングボードにつけるWAX。サーフィンを行う際、足が滑らないようにWAXを塗ります。使用するWAXは、サーフィンする季節によって異なってきます。水温が低い時期には、コールドやクールタイプのものを。初夏の時期はウォーム、真夏の暑い時期にはトロピカルといったタイプを選ぶとよいでしょう。

リーシュコード

リーシュコードとは、ボードだけが波に流されてしまうことがないようにボードと体をつないでおくアイテム。サーフボードが長いほど、リーシュコードも長くなります。ロングボードの場合、ショートボードよりも長いリーシュコードを選ぶ必要があります。目安として、ロングボードの板の長さと同じぐらいの長さのリーシュコードを選びましょう。あまり短いリーシュコードを選んでしまうと、怪我してしまう可能性があります。

フィン

ロングボードの板の裏には、フィンを取り付けます。これは、サーフボードをコントロールする際に重要な役割を担っています。波の乗り方によって、フィンの選び方やセッティングの仕方が異なるので、サーフショップのスタッフなどに聞いてみてくださいね。

ロングボードの乗り方

それでは、ロングボートを使って実際にサーフィンをする際のポイントを見ていきましょう。

波の待ち方

ボードの上で座わりながら波を待った方が、体力を消耗しづらいといわれています。また、座って待っていることで、遠くの波のうねりなどを発見しやすくなる利点も。基本は座って波待ちするようにしましょう。

テイクオフのコツ

波に乗る瞬間をサーフィンではテイクオフと呼びます。ボードを持って漕ぐパドリングとともにサーフィンの基本の動作です。ロングボードの場合は、板が波のスピードがのってくるのがショートボードに比べて時間がかかります。

波のうねりを発見したらすぐにパドリングをすると、波のピークポイントに合うのでテイクオフしやすくなります。タイミングがずれてしまうとバランスが保てなくなってしまうので、早めに動き出すのがコツと言えるでしょう。

ロングボードのデメリット

ショートボードより長いので、その分持ち運びが大変です。電車での移動は基本的には難しく、車のトランクにも入らないことが多いため、キャリアを付けて車に乗せることになります。

また、自宅で管理するときも場所を取ってしまうため、ある程度の広さが必要になってきます。海のそばに住んでいれば、持ち運びも問題ありませんが、そうでなければ、サーフショップのボードロッカーなどを利用するとよいでしょう。

さいごに

持ち運びは大変なものの、トライしやすく魅力も多いのがロングボード。サーフィンを始めてみたい人は、ロングボードからチャレンジしてみるといいでしょう。ボードの上で立てたときの感動をぜひ味わってみてくださいね。

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