暑中見舞いはハガキで送ろう。思いのこもったハガキと切手選びのポイントとは?

1年で最も暑い時期に、お世話になった人の体調を気づかう暑中見舞い。せっかく送るなら、気持ちを込めて手書きのハガキを出してみませんか?メールはどんどんデータに埋もれてしまうけれど、手書きの便りは手元にも記憶にも残るもの。この記事では、思いが伝わる暑中見舞いを送る方法をご紹介します。

暑中見舞いをハガキで送るメリット

ハガキやお手紙のメリットは、あなたの“気持ち”が相手に伝わるところ。
情報のやり取りならメールの方が早くて便利ですが、ハガキは手間がかかる分、貰った方は「わざわざ書いて送ってくれた」と嬉しい気持ちになります。

また、普段メールが当たり前になっているからこそ手書きのメッセージは印象に残ります。しばらく会っていない友人に送ることで、連絡を取り合うキッカケに仕事関係でお世話になった方に送れば、次回会うときの話題にもなるかも。心のこもった夏のお便りで、お世話になった方との関係を今まで以上に深めてみてはいかがでしょうか。

暑中見舞いでのハガキや切手について

写真提供:Naoaki / PIXTA(ピクスタ)

暑中見舞いで送るハガキには特に決まりがありません。62円のハガキであれば基本的になんでもOK。一般的に使われているものは以下の3種類です。

  1. 郵便局で購入できる「通常はがき」
  2. くじ付きの「かもめ〜る」
  3. 手持ちの絵ハガキ

2017年6月1日から郵便料金が62円に値上がりしているので、以前買ったものを使う方は切手の追加をお忘れなく。ちなみに、古いハガキを郵便局に持っていくと、1枚15円(差額+手数料)で62円ハガキに交換してもらえるそうですよ。

暑中見舞いにぴったりな切手も売られている

出典:日本郵便 公式サイト 

ハガキ同様、切手にも特に色柄の決まりはありませんが、日本郵便では毎年夏らしいデザインの切手が販売されています。画像は2017年発行の特殊切手「 夏のグリーティング」。金魚やラムネなどの涼しげな切手は暑中見舞いにぴったりですね。

ハガキをアレンジしてみよう

写真提供:くま社長 / PIXTA(ピクスタ)

一年で最も暑い季節に送る暑中見舞い。イラストや文面に堅苦しい決まりはありませんが、相手の体調を気づかい「涼」を感じてもらえるお便りにすることが大切です。一般的に文章は短く、イラストはさわやかなものを取り入れるのが良いとされています。
参考:年賀状・暑中見舞いドットコム

郵便局で販売されているくじ付きハガキ「かもめ〜る」では、花火や金魚などの絵柄の入った商品もあります。また日本郵便の公式サイトでは、暑中見舞いに使える画像素材の無料ダウンロードが可能。自由にレイアウトしてオリジナルの絵ハガキを作ってみてはいかがでしょうか。種類が豊富なので、手描きする際のヒントにもなりそうですね。詳しくはこちら

写真入りの暑中見舞いを作成するなら、スマートフォンで撮影した写真をハガキにできるアプリ「moca(モカ)」がおすすめ。印刷の仕上がりがキレイで、おしゃれな絵はがきを簡単につくることができます。詳しくはこちら

手書きの文字だけでも十分気持ちは伝わりますが、センスのいい絵ハガキでより印象に残る暑中見舞いにしたいですね。

送る相手が喪中の場合は?

年賀状に比べて決まり事の少ない暑中見舞いですが、送り先に失礼のないようマナーはきちんと抑えておきたいもの。特に喪中の方に送る場合は注意しましょう。

一般的には、喪中の方でも暑中見舞いは送ってよいとされています。「お祝い」の意味がある年賀状とは違い、暑中見舞いの主旨は「季節のごあいさつ・お見舞い」であるためです。
とはいえ、四十九日を過ぎてから送ることや派手な絵柄、「くれぐれ」「ますます」などの重ね言葉は使わないなどの配慮は忘れずに。

参考:暑中見舞い・残暑見舞いのマナー

さいごに

暑中見舞いには気持ちを伝えるだけでなく、相手のことを考えて切手やハガキを選ぶ楽しみもありますよね。お世話になった人へ、あなたらしい夏のお便りを届けてみてくださいね。

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