憧れの北海道ひとり旅。おすすめプランをエリア別にまとめてみた

国内旅行で根強く人気の場所といえば、やっぱり北海道。ひとり旅でも楽しめるスポットですが、見どころが多すぎてどこに行けばいいか悩んでしまうことも。そこで、人気エリアと抑えておきたいスポットをまとめました。旅行を計画するときの参考にしてみてくださいね。

目次

【札幌・小樽】街・自然・グルメを楽しむよくばり観光

札幌から小樽までは、都市間高速バスのおたる号を利用するか、JR函館本線で行くことができます。小樽にはレンガ造りの建物、北海道グルメ、自然散策、夜景……さまざまな魅力が溢れるエリアです。

よりどりみどりの札幌グルメ

写真提供:gontabunta / PIXTA(ピクスタ)

海鮮丼にジンギスカン、スープカレーやラーメン……札幌はグルメも魅力のひとつ。まずは札幌グルメを存分に味わいましょう。二条市場ののれん横丁では、新鮮な海鮮丼をリーズナブルな値段で食べることができますよ。そのほか、スープカレーなら「GARAKU」、ジンギスカンは「味の羊ヶ丘」、王道の札幌味噌ラーメンが食べられる「麺屋 雪風」などもおひとりさまで利用しやすくておすすめです。

北海道庁旧本庁舎(赤レンガ庁舎)

写真提供:ミック / PIXTA(ピクスタ)
「赤れんが庁舎」の愛称で知られる洋風な建築物。季節ごとに美しい景観が楽しめるので、抑えておきたい観光スポットです。入館料も無料なので、北海道旅行の記念にぜひ行ってみて。

「藻岩山」でトレッキングと夜景を楽しむ

写真提供:YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)

藻岩山は、札幌市街からアクセスが良い自然散策スポットとして知られています。展望台からは美しい夜景が見られることでも有名。貴重な原始林が残る自然豊かな藻岩山は、ツアーガイドを付けて散策するのもひとつの手です。トレッキングしながら藻岩山の自然に癒されてみてはいかがでしょうか。

モエレ沼公園

写真提供:tomotomo / PIXTA(ピクスタ)

世界的な彫刻家であるイサム・ノグチが手がけた公園。市街から少し離れたところにありますが、自然とアートの融合が楽しめるので足を伸ばしてみる価値アリです。開放感あふれる景色は、まさに北海道ならではといったところでしょう。入場無料なのもうれしいポイントです。

小樽運河

写真提供:YsPhoto / PIXTA(ピクスタ)

石造りの倉庫が並ぶロマンチックなスポット・小樽運河。ガス灯が灯る夕暮れ時のノスタルジックな雰囲気は圧巻です。小樽運河沿いの通りから一本内側の栄町通にはオルゴールや硝子かんざしなどのレトロなショップが建ち並ぶので、お土産にぴったりなお気に入りの品がきっと見つかるはずですよ。

【千歳】抜群の透明度!支笏湖で気軽に自然探索

抜群の透明度を誇る支笏湖。新千歳空港や札幌市街からもアクセスしやすく、美しい湖畔を眺めながらのんびりと過ごせば日ごろの疲れも吹っ飛んじゃいますよ。

カヤックが浮いて見えるほど透明な湖

出典:ちとせの観光 公式サイト
支笏湖の透明度の高さは、日本一と呼ばれるほど。船底が透明な「クリアカヤック」に乗れば、カヤックの上から水中を見ることができます。湖畔の神秘的な世界を堪能してみてくださいね。

森林浴を思いっきり楽しむ!

出典:一般社団法人 千歳観光連盟 公式サイト

支笏湖の森では、四季に応じた花々や野鳥の声も聞こえてくるので森林浴に最適です。また、近くにある休暇村園地ではシマリスやエゾリスが走り回る姿も観察できますよ。

景色のいい温泉旅館でのんびり滞在

丸駒温泉旅館は支笏湖を一望できる露天風呂が有名な温泉です。秘湯と称されるほどの趣ある自然の景色。足元から湧く湯につかれる温泉場は全国に20カ所しかないとのこと。有数の秘湯で旅の疲れをリフレッシュしたいですね。

 

【函館】異国情緒に触れる、フォトジェニックな旅

函館は北海道を代表する観光名所のひとつ。夜景に酔いしれながら、異国情緒漂う街を探索するには外せない場所です。

元町地区で洋風建築を楽しむ

写真提供:ジャバ / PIXTA(ピクスタ)

函館山麓の元町地区は、教会や寺院、外国の領事館などが建ち並び、ハイカラな雰囲気を味わうことができるエリア。昔ながらの古民家を改装したおしゃれなカフェも多く点在しているので、街歩きの途中に立ち寄るのもおすすめです。

朝市でカニや海鮮丼

函館駅から徒歩1分のところに、新鮮な魚介類が盛りだくさんの函館朝市があります。北海道グルメをたっぷりと味わうなら、ぜひ訪れたい場所の一つです。特に食堂が軒を連ねる「函館朝市どんぶり横丁市場」は北海道の海の幸をつかった海鮮丼が食べられるとあって要チェック。

函館山の夜景

写真提供:ジャバ / PIXTA(ピクスタ)

独特の地形が織りなした、他では見られない夜景を堪能することができる函館山。頂上には函館山ロープウェイを使って登ることができます。また、初夏になると雲海が見られることもあるので、早朝の函館山山頂から雲海を拝むのもおすすめです。

「ラビスタ函館ベイ」でリッチな滞在を

最上階に眺望抜群の天然温泉があるラビスタ函館ベイ。「朝食の美味しいホテル」の北海道1位に輝いたことも。 贅沢な朝食を堪能するなら、ぜひ宿泊したいところ。もちろん、朝食だけでなく景色やホスピタリティも素晴らしいクオリティです。

【釧路・弟子屈】神秘のパワースポットを訪ねる大自然満喫プラン

摩周湖は、北海道川上郡弟子屈町にある湖。摩周湖の地下水によってできたと言われている神の子池は、パワースポットとしても注目されています。北海道の大自然の神秘を感じたいならば、摩周湖はチェックしておきたいスポットです。

「神の湖」と呼ばれる摩周湖

写真提供:Taka37 / PIXTA(ピクスタ)

絶壁に囲まれ、簡単には立ち入ることができない神秘の湖。不純物がほとんど含まれておらず、透明度が非常に高くてその美しさは圧巻です。摩周湖周辺は霧深く、「霧の摩周湖」といわれることも。霧がかかっていない摩周湖を見られるのはタイミングも大きいもの。真っ青な摩周湖を見ることができたらかなりラッキーかも。

神の子池

写真提供:あきまる / PIXTA(ピクスタ)

摩周湖の地下水によってできたといわれている「神の子池」。この青い清水から神秘的な雰囲気が感じられるでしょう。春から秋にかけてはコバルトブルーに見え、冬は藍色……と様相を変える神の子池の幻想的な世界を味わってみてくださいね。

900草原

写真提供:A.kiyoshi / PIXTA(ピクスタ)

小高い丘の上にある、見渡す限りの大自然を味わえる草原は「900草原」といわれています。草原からは、摩周岳や硫黄山、藻琴山、雄阿寒岳を見渡せる日もあり、まさに北海道の雄大な景色を楽しむには最適の場所です。

摩周湖からアクセスの良い“川湯温泉”

写真提供:kiki / PIXTA(ピクスタ)

北海道釧路支庁管内川上郡弟子屈町にある温泉。「源泉100%かけ流し宣言」をしている温泉街で、リウマチや糖尿病、皮フ病に効果があるとされています。大きな足湯があるので、手軽に温泉を楽しむことができます。

東京23区がすっぽり入る“釧路湿原”

写真提供:Taka37 / PIXTA(ピクスタ)

釧路湿原国立公園は日本最大の湿原。その面積は東京23区と同じくらいであるほど広大なスポットです。丹頂鶴やキタキツネ、エゾシカなど貴重な動植物が生息しています。展望台から広大な湿原を眺められるほか、縄文時代の復元遺跡の見学やカヌーに乗って釧路湿原を川下りといったアクティビティも充実しています。

「釧路和商市場」の勝手丼

写真提供:shuki / PIXTA(ピクスタ)

「函館の朝市」「札幌の二条市場」と共に北海道三大市場の一つといわれているのが「釧路和商市場」。ここでの名物は勝手丼と呼ばれる丼ぶりです。市場で自分の好きな具材をのせ、オリジナルの海鮮丼を作ることができます。

【知床】海と山、両方の自然を楽しむ知床半島の旅

知床半島は北海道でも東の方に位置し、日本で4カ所しかない世界自然遺産の一つとして知られています。オホーツク海と知床連峰の絶景が楽しめるプランをご紹介します。

「知床五湖」をめぐるトレッキング

写真提供:kiki / PIXTA(ピクスタ)

多くの植物や動物たちを見ることができるのが知床五湖。春の時期や紅葉に包まれる秋など、1年を通して自然豊かで美しい風景に出会うことができます。ただし、時期によってはヒグマが出没することもあるので注意。高架木道ではヒグマ対策のため、電気柵が張られているので、安全に散策できます。

知床八景の1つ「フレペの滝」

写真提供:Hills System / PIXTA(ピクスタ)

フレペの滝は、年間を通して水量が少なく、しとしとと水が流れ落ちる様子から「乙女の涙」とも呼ばれています。その様子だけでなく、知床連山を眺望する景色も見ものですよ。

天に続く道

写真提供:kent / PIXTA(ピクスタ)

知床半島はドライブもおすすめ。国道334・244号線の全長約18kmの直線道路は「天に続く道」として知られています。まっすぐな道がまるで天まで続いているかのように見える車窓は素晴らしいもの。北海道旅行の思い出に残ること間違いなしです。

豊かな漁場をつくる、「奇跡の流氷」

写真提供:空  / PIXTA(ピクスタ)

1月半ばになると、アムール川から知床半島に流氷が流れてきます。流氷はただの氷ではなく、魚のエサとなるプランクトンを一緒に連れてきてくれます。そのため、おいしい海の幸は流氷によって生まれているとも言えるのです。流氷とともにアザラシ、オオワシ、オジロワシなどの動物たちも姿を表しますよ。また、毎年冬場限定で、流氷の上をクルーズ船で巡ったり、専用のドライスーツを着用して流氷の上を歩く流氷ウォークが行われています。

羅臼沖でホエールウォッチング

写真提供:TAKASHIGE / PIXTA(ピクスタ)

4月〜10月にかけて、知床半島・羅臼沖からホエールウォッチングクルーズが出航しています。クジラやイルカ、シャチといった野生の生き物を見ることができますよ。ホエールウォッチングするなら4月〜7月くらいが遭遇する確率が高いのだとか。真冬までとはいかなくとも沖は寒いので、上着や手袋などの防寒対策をするようにしましょう。

道の駅うとろ・シリエトク

写真提供:gontabunta / PIXTA(ピクスタ)

カニ、サケ、イクラ、ホタテ、ホッケ……知床には豊かな海に育まれた名産品がたくさんあります。その中でも道の駅「うとろ・シリエトク」にあるレストランは10:00~15:00の時間帯のみですが、地元食材をふんだんに使った海鮮丼や定食を食べることができるのでおすすめです。また、ウトロ漁業組合の直販である売店では、オホーツク海の海産物が取り揃えられているので、お土産にもぴったりです。

【トマム・富良野・美瑛】雲海、青い池、お花畑…ファンタジックな世界に浸る旅

富良野・美瑛は北海道の観光地として特に人気のスポットかもしれません。富良野の広大なお花畑は、まるで絵はがきのように幻想的な世界が広がり、たくさんの人を感動させます。雲海テラスがあるトマム星野リゾートから富良野・美瑛行きのバスがあるので、交通の便も○。

トマム星野リゾートの「雲海テラス」

写真提供:istylelife / PIXTA(ピクスタ)

トマム星野リゾートの雲海テラスでは、5月中旬から10月中旬くらいの期間だけダイナミックな雲海の絶景を見ることができます。テラスまでは、ゴンドラに乗って山頂まで行きます。雲海のシーズンには、ひとり旅におすすめのプランも用意されているので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

青い池

写真提供:たっきー / PIXTA(ピクスタ)

季節や見る角度によって景色が変わって見える不思議な青い池。見ているだけで幻想的な世界に連れ出してくれることでしょう。美瑛に泊まり、早朝に青の池周辺を散策するのがおすすめ。早朝の爽やかな空気とともに絶景をたっぷりと楽しみましょう。

ファーム富田のラベンダー畑

写真提供:yasushi uesugi / PIXTA(ピクスタ)

富良野と言えば一面に広がるラベンダー畑が有名ですよね。ラベンダーの見ごろは6月下旬〜7月。有名な「ファーム富田」では、合成着色料などを使用していない化粧品やアロマオイルなどが販売されているので女性にはうれしいポイントですよね。

展望花畑 四季彩の丘

写真提供:shigeaki / PIXTA(ピクスタ)

丘の向こうには富良野岳と十勝岳を望める絶景の花スポット。色とりどりの花々を見ることができます。見ごろは7月下旬〜9月下旬ですので、ぜひこの時期を狙いましょう。また、アルパカ牧場では、かわいらしいアルパカたちと間近でふれあえるので癒されますよ。

【留萌・稚内】気ままに絶景スポットめぐり。最北端を目指す海沿いドライブ

石狩市から天塩郡天塩町までの国道231号・国道232号の道・通称「オロロンライン」。日本最北端の地を目指し、オロロラインをドライブするのはいかがでしょうか。美しい風景を堪能しながらドライブすることができます。

すみれの「うにうに丼」

オロロンライン沿いにある食事処「すみれ」では、新鮮な海鮮丼が食べられます。オロロンラインのドライブの休憩に立ち寄ってみるといいですよ。ムラサキウニとバフンウニのハーフ&ハーフ丼がおすすめです。

 

オトンルイ風力発電所

写真提供:旅人 / PIXTA(ピクスタ)

北海道ならではの広大な地に、巨大風車がずらりと並んでいるのがオトンルイ風力発電所です。思わず車を止めて眺めたくなる圧巻のスケールですね。

サロベツ原野

写真提供:k_river / PIXTA(ピクスタ)

風力発電所から少し車を走らせると、日本3大湿原の1つであるサロベツ原野が見えてきます。地平線まで見合わせる景色は、北海道の大自然を物語っています。晴れた日には利尻富士が見られることも。

宗谷丘陵の白い道

写真提供:Tourist / PIXTA(ピクスタ)

最北端の地、宗谷岬の手前にはなだらかな丘陵地帯が広がっています。ホタテの貝殻が敷き詰められてできた、全長2kmにも及ぶ白い道が見どころとなっています。

最北端の地、宗谷岬

写真提供:くもゆに写真工房 / PIXTA(ピクスタ)

本州最北端の地として知られる宗谷岬。海の向こうにはうっすらとサハリンの島影が見えます。宗谷岬まで行ったら、名物のホタテラーメンをぜひ食べてみて。

さいごに

広大な北海道だけに魅力あるスポットが盛りだくさん。どこに行こうか迷ってしまいますよね。自分の目的に合わせておすすめスポットを選び、楽しい旅に出てみてはいかがでしょうか。

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